コーヒーチェリーの果肉と果皮であるカスカラは、年間2000万トン以上が副産物として生まれ、その多くが未利用のまま廃棄されてきました。しかし、近年その栄養価の高さから注目を集め、食品や飲料として新たな価値を生み出す取り組みが進んでいます。環境問題に対して、カスカラはサステナブルな社会の実現に貢献する、未だ広く普及されていないアップサイクル可能な副産物です。
私たちFROM CASCARAが扱うカスカラは、現地の方と直接コミュニケーションをとって仕入れています。小規模コーヒー生産者の約44%が貧困状態であり、カスカラは新しい生産者たちの収入源になります。生産者から消費者まで、コーヒーに関わる全ての人々が、幸福になる未来へ寄与します。
私たちは、現地でカスカラの原料を製造することから始まります。従来では、気候変動によって品質に深刻な影響を及ぼしますが、乾燥機を導入することで高品質で安定したカスカラの生産と供給を実現可能にしています。品質へのこだわりから、生産者への安定的な副収入をもたらし、持続可能なモノづくりを可能にします。